頭痛に関するよくある質問

頭痛についてよく患者様から質問される内容をFAQ形式でまとめました。もし分からないことがあれば、このページのQ&Aを探してみてください。 このページを見ても分からない内容があれば、医師にご相談されることをお勧めします。

頭のどちらか片方だけが痛む頭痛を片頭痛というのですか?

確かに頭の片側に痛みが起きることが多いのですが、両側に出る場合もあります。時期によって右側・左側が痛むとか、両側が痛む、両側が痛むけど左側の痛みが強いなど、 頭痛が起きるだびに痛む場所が変わる人が多いです。片頭痛は頭の片側に起きる頭痛の症状をさしているのではなく、病名です。 生活に支障がおこる頭痛であること、日常的な動作で頭痛が悪化することが特徴です。

片頭痛は若い女性に多いと聞きましたが、本当ですか?

片頭痛は比較的若い女性に多く、最も多いのは30代の女性です。男女比では、女性は男性の約4倍多いという報告もあります。 女性の片頭痛患者が多い年代は思春期から閉経に至るまでであるため、片頭痛と女性ホルモンに深い関係があると考えられています。

月に1〜2回「ズキン、ズキン」と脈にあわせて頭が強く痛みます。片側が痛む時も、両側が痛む時もあります。 これは片頭痛なのでしょうか?それとも脳に異常のある病気なのでしょうか?

片頭痛の特徴的な症状として、「ズキン、ズキン」という脈打つような痛みがあり、ひどい時には吐き気や嘔吐をともなうこともあります。音や光に敏感になったりもします。 階段の上り下りなど運動で頭痛が激しくなったりします。片頭痛の可能性がありますが、一度お医者さんにご相談してください。

時々「ズキン、ズキン」という頭痛が起こると、2〜3日間も続くときがあります。これはどのような頭痛なのでしょうか。

痛みがときどき発作的に起こるのは片頭痛の特徴です。個人差がありますが、同じような強い痛みが毎日続くのではなく数時間から2〜3日程度続き、 こうした症状が月1〜2回から年数回発作的に起こるのであれば片頭痛の可能性があります。

また、片頭痛は「ズキン、ズキン」とする痛みの後、ジワーと重たくなる頭痛に変わることがあります。 このジワーと重たく感じる頭痛は、典型的な緊張型頭痛の特徴です。片頭痛と緊張型頭痛の両方の頭痛を持っている人もおり、これを「混合型頭痛」といいます。

緊張型頭痛と片頭痛では治療法が異なりますので、医師の適切な判断を受けた上で、上手に治療を行って下さい。

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片頭痛はどうして起こるのですか?

ちょっと難しいお話ですが、片頭痛は頭部の動脈が拡がり、血管壁の神経を刺激するために痛みが起こります。 発作の前には、血管を収縮させるセロトニンという物質が大量に血液中に増え、発作時には反対に減るため激しい頭痛が始まるのです。 片頭痛が起きているときに吐き気がしたりまぶしく感じるのは、こうした神経の刺激が原因と言われています。

⇒片頭痛を起こすメカニズム

月1〜2回激しい頭痛におそわれます。その前に必ず片目にぎらつく光が走り、目の奥がズキズキします。これは何なんでしょうか?

片頭痛の症状には予兆や前兆が起こることがありますので、これは前兆と言えるでしょう。 前兆として、発作の10分から1時間前に視野の中にギザギザした明るい模様が現れたり(閃輝暗点)、体の半身がしびれたり(片麻痺)することがあります。

また、発作の数日前に予兆として、首や肩の張り、あくび、イライラ、空腹感、めまいなどが起こることもあります。しかし、こうした症状がまったく起こらない人も大勢います。

頭痛は遺伝しますか?

たとえば母親に片頭痛があると、娘の約70%・息子の約30%に片頭痛が出るとされ、父親に片頭痛がある場合には、その遺伝比率は母親の場合の半分程度といわれています。 若い女性に発現が多いのは体内ホルモンの変化によるといわれています。

頭痛と日常生活に関係はありますか?

頭痛は日常生活にも関係します。妊娠すると頭痛の発作が無くなり産後にまた起こる人、生理の直前・生理中・生理の後半など生理のさまざまな時期に片頭痛が起こる人もいます。 人混みの中から帰ると頭痛がしたり、仕事などの忙しさが無くなると発作が起こるなど、ストレスや緊張感から解放された時に起こる人も多いです。

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頭痛と食べ物に関係はありますか?

発作の引き金となる食べ物としては、アルコール・チョコレート・赤ワインなどが挙げられますが、まったく引き金にならない人もいますので、そうした人は気にする必要はありません。 むしろ、食べ物に限らずどのような時に片頭痛が起こったのか日ごろからメモを取って、ご自身の痛みの引き金になりそうなものを探すことが大切です。

頭痛の診断・治療を受けるためのアドバイスをお願いします。

とにかく自分の頭痛について、よく医師にお話ください。どんな種類の痛みがあるか、週・月に何回痛むか、どんな時に起こるかなどを日ごろからメモをしておくと説明がしやすいですね。 そうすると、どんなことが痛みの引き金になるかが見つけやすいです。

今までに経験したことがないような激しい痛みを感じた時は、危険な頭痛である可能性がありますので、至急医師に診察してもらうようにしましょう。

⇒医師になにを伝えればよいか

頭痛はどんな医療機関で診てもらうといいのでしょうか?

頭痛は、専門医といわれる神経内科や脳神経外科の医師、または内科の医師に診てもらうことができます。初診の際のポイントとして、 片頭痛をはじめとする慢性頭痛以外の危険な頭痛(くも膜下出血、脳腫瘍など)ではないかどうか、どのタイプの頭痛かを診てもらうことが大切ですね。 そうすれば、どのような頭痛と診断されても、医師はあなたに合った治療法法を一緒に考えてくれると思います。

⇒診療科の選び方

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